運動部主将自殺問題 再調査求め県議会に陳情
RBC琉球放送 2021/6/18(金) 17:05配信
コザ高校の男子生徒が所属していた運動部の顧問から日常的に叱責を受け自殺した問題で、有志の保護者らが18日、問題の再調査を求め、県議会へ陳情しました。
この問題はことし1月、沖縄市のコザ高校で運動部の主将を務めていた当時2年の男子生徒が自ら命を絶ったものです。
これまでに県教育委員会は、調査チームを設置して関係者へ聴き取りを行い、「部活動、とりわけ顧問との関係を中心としたストレスの可能性が高い」と公表しています。
18日に県議会を訪ねた県立高校の保護者の有志らは「県の調査期間は短いうえに生徒10人あまりと教職員6人への聴き取りに留まっており不十分」だとして、教育委員会から独立した第三者機関による再調査などを求めました。
これに対し、県議会の赤嶺昇議長は「子どもたちが安心して学業や部活が出来るようにしていくのは我々の責務だ」と述べ、対応を協議する考えを示しました。
今回の陳情は現在開会中の県議会で審査される予定です。