近大元医学部教授の「部下」 ６０代男性講師を懲戒解雇 司法解剖の水増し請求書を作成
ABCニュース 2021/7/30(金) 12:41配信
司法解剖をめぐる詐欺事件で逮捕された、近畿大学医学部元教授の部下の男性講師が、虚偽の請求書を作っていたとして、大学を懲戒解雇されました。
近畿大学によりますと、医学部法医学教室の６０代の男性講師は、司法解剖の検査料をだまし取った疑いなどで逮捕された元教授・巽信二容疑者（６６）の部下で、検査項目を水増しした虚偽の請求書を作り、大阪府警から約４９００万円をだまし取っていたということで、２９日付けで懲戒解雇されました。
男性講師は、大学の調査に「元教授の指示のもとでやったが、不正に利益を受け取ったことはない」と説明しているということです。