和歌山商業高校の野球部で“体罰” 監督がバットで頭を殴る…生徒は適応障害を発症し“退部”

和歌山商業高校の野球部で“体罰” 監督がバットで頭を殴る…生徒は適応障害を発症し“退部”
日テレNEWS 2022/12/2(金) 21:33配信

甲子園に7度も出場した野球の強豪高校・県立和歌山商業高校で、野球部の男性監督が1年生の部員の頭をバットで殴り、ケガをさせていたことが分かりました。生徒は適応障害を発症し、退部したということです。

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体罰が起きたのは、これまで甲子園に7度も出場した強豪の野球部でした。

野球部監督
「遅いんじゃ!」

64歳の男性監督は今年10月の練習中、ノックでボール渡しをしていた1年生の男子生徒の頭に、バットを振り下ろしたということです。

事件があったのは県立和歌山商業高校です。男子生徒はヘルメットをかぶっていましたが、頭を打撲。ヘルメットからは、ひびが見つかりました。その後、男子生徒は適応障害を発症し、退部したということです。

県立和歌山商業高校 中村憲司校長
「今回のことは極めて遺憾です。生徒には大変申し訳ないと思っていますし、今後このようなことがないように、再発防止に努めていきたい」

学校が調査したところ、監督による体罰は他にも4件確認されていて、現在は野球部の指導を自粛しています。

被害にあった生徒の父親は――
「息子は小学3年生のころから野球を一生懸命やってきました。今回のことで、積み重ねてきたことが一瞬でなくなりました。これを機に、体罰で子どもの未来が奪われることがなくなってほしいです」

警察は被害生徒の親から被害届を受理し、傷害事件として調べています。

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でもありました。

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