女子生徒にわいせつで懲戒免職の元教諭、退職金なしは厳しいと提訴…「超過勤務で疲弊」
読売新聞オンライン 2023/4/29(土) 9:50配信
女子生徒にわいせつな行為をしたとして懲戒免職処分を受けた山形県立高校の元教諭の男性が、退職金の不支給を不当として県に処分の取り消しを求めた訴訟で、元教諭は「行為に計画性はなく、生徒もそれほど精神的損害を受けることなく卒業した」と主張していることが28日、わかった。第1回口頭弁論は山形地裁で5月23日に開かれる。
訴状によると、元教諭は運動部の顧問を務めていた昨年夏、遠征先のホテル自室に女子生徒を呼び、わいせつな行為をした。「程度は重いとは言えない」とし、それまで問題を起こさず勤務していたことや、超過勤務が続いて疲弊していたことなどから、「県教委の処分は厳格すぎる」と主張している。
原告の代理人弁護士は読売新聞の取材に対し、「コメントすることはない」とした。県教委の担当者は「訴状は確認している。弁護士と相談しながら対応していく」と話した。
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このクズに支払われていた給料も、要求している退職金も、当然ですが税金です。
クズは絶対に反省などしない。自分を被害者だと思い込んでいる犯罪者でしかない。
だから実名報道は絶対に必要なのだ。
女子生徒にわいせつな行為をして懲戒免職となり、退職金を支給しない処分を受けた山形県立学校の元教諭の男性が、処分の取り消しを求めて県を提訴しました。
県立高校に勤務していた50代の元男性教諭は、2022年7月、部活動の遠征先のホテルで女子生徒にわいせつな行為をしました。
その後、県教育委員会は元教諭に対し懲戒免職と、退職金を全額支給しない処分を下しました。
これに対し、元教諭は退職金を支給しない処分を不服として、4月6日付けで取り消しを求めて県を提訴しました。
県教委では被害生徒のプライバシー保護と保護者からの要望だとして処分については非公表としてきました。
その上で、今回元教諭が訴訟を起こしたことは遺憾だとして非難しました。
【県教育局 庄司雅人教育局長】
「(提訴によって)社会に対して与える影響を全く理解していないのではないか、被害生徒のことを考えればこういった行為は果たしていかがなものかと」
県教委では「代理人弁護士と相談し適切に対処する」としています。