高校レスリング部監督が部員に体罰 鹿児島・鹿屋市
鹿児島ニュースＫＴＳ 2023/9/9(土) 18:11配信
鹿屋市の鹿屋中央高校のレスリング部監督が、素手やモップの柄で部員の頭を叩くなどの体罰を行っていたことが分かりました。
体罰を行ったのは、鹿屋中央高校レスリング部の４０代の男性監督です。
高校によりますと、監督は今年４月から９月にかけて、指導通りに技をかけなかったり危険なプレーを行ったりした部員６人に対し、素手やモップの柄で頭をたたいたり尻を蹴ったりしたということです。
部員にけがはありませんでした。
学校側の聞き取りに対し監督は「自分が未熟だった。反省している」と話していて、事実関係が明らかになった５日以降、レスリング部の指導を外れているということです。
また、監督は国体の少年男子の監督も務めていますが、辞任する方向だということです。
鹿屋中央高校の吉満豊副校長は「いかなる体罰も許されない。生徒の心のケアと再発防止に取り組む」とコメントしています。