生徒の家庭科実習費24万円消えた…府教委通知に反し、校内の机で現金保管

生徒の家庭科実習費24万円消えた…府教委通知に反し、校内の机で現金保管
読売新聞オンライン 2023/9/14(木) 6:32配信

 大阪府教育委員会は12日、府立茨木高校(茨木市)で、生徒から徴収した家庭科の実習費24万324円を紛失したと発表した。盗まれた可能性が高いとして、同校が茨木署に通報した。

 発表では、4〜5月末、2、3年生計84人から34万9000円を現金で徴収し、同科教員が封筒に入れ、同科準備室の机の引き出しで保管。実習の度に業者などに支払い、今月1日時点で24万324円の残金があったが、同5日、この教員が支払いのため引き出しを開けると、封筒がなくなっていた。施錠していたが、鍵は同じ机の鍵がかからない引き出しで保管していた。

 府教委は2007年、実習費などは専用口座で管理するよう各校に通知していたが、守られていなかった。紛失分は同校の教職員で穴埋めし、生徒から再徴収しない方針。

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