強制性交等未遂罪に問われた県立熊本西高校の教諭 実刑判決確定受け失職

強制性交等未遂罪に問われた県立熊本西高校の教諭 実刑判決確定受け失職
TKUテレビ熊本 2023/11/29(水) 20:26配信

熊本県教育委員会は、強制性交等未遂の罪に問われていた県立熊本西高校の教諭の男について実刑判決が確定したことを受け、失職したと発表しました。

教諭の男は一審、二審の実刑判決を不服として最高裁に上告していました。

地方公務員法に基づき11月7日付で失職したのは、県立熊本西高校の原田 恭宏元教諭(50)です。

県教委などによりますと、原田元教諭は去年5月、熊本市中央区にあるカラオケ店で、20代の知り合いの女性に性的暴行を加えようとしたとして強制性交等未遂の罪に問われていました。

一審の熊本地裁と二審の福岡高裁はいずれも実刑判決を言い渡し、原田元教諭が最高裁に上告していました。

最高裁は11月7日付で上告を棄却。懲役5年の実刑判決が確定したことを受け、地方公務員法に基づき原田元教諭は失職したということです。

白石 伸一県教育長は「綱紀の保持と服務規律の確保を徹底し、信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。

知り合いの女性に性的暴行をしようとした疑いで、熊本西高校の教諭の男が逮捕された。容疑を否認している。

強制性交等未遂の疑いで逮捕されたのは、熊本西高校教諭の原田恭宏容疑者(48)。
原田容疑者は5月28日の夜、熊本市内のカラオケ店で20代の知人女性に性的暴行をしようと体を触った疑いがもたれている。
警察によると、女性は原田容疑者と2人でカラオケ店を訪れていて、逃げ出しけがはなかった。
警察の調べに対し、原田容疑者は容疑を否認しているという。

逮捕を受けて、県教育委員会の白石伸一教育長は「教職員があるまじき行為により逮捕されたことは誠に遺憾です。早急に事実把握に務め、厳正に対処します」とのコメントを発表した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする