近畿大学文芸学部 男性教員が論文9本で故意の「盗⽤」や「不適切な流⽤」 降職の懲戒処分 MBSニュース 2024/3/15(金) 10:53配信

【速報】近畿大学文芸学部 男性教員が論文9本で故意の「盗⽤」や「不適切な流⽤」 降職の懲戒処分
MBSニュース 2024/3/15(金) 10:53配信

近畿大学文芸学部の男性教員が、ほかの研究者の論文などを盗用したとして、役職を下げられる懲戒処分(降職)を受けていたことが分かりました。

近畿大学の発表によりますと、文芸学部の教員が執筆した論文や著作物の計32本のうち、ほかの研究者のアイデアや論文を許可なく盗用したり、新聞記事などを流用したりするなどの不正が9本で見つかったということです。

3年前に匿名の通報が大学に寄せられ、学内で調査を実施。大学の聞き取りに対し教員は、ほかの人の執筆物と内容が似ていることや引用の記載が無いことを認めているということです。

大学は去年12月、教員の役職を下げる懲戒処分をし、14日付けで論文などを取り下げるよう教員に勧告したということです。

近畿大学は「著作者、出版社、学生、関係各位に多大なご迷惑をおかけしましたことを、大学として改めて心からお詫びいたします。今後、大学をあげて不正防止に関する啓発活動とともに管理体制を見直し、再発防止に努めてまいります。」とコメントしています。

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