3年生30人分の進路一覧表を紛失 就職希望の企業名も ズボンのポケットに入れた男性教諭 三重県立尾鷲高校
三重テレビ放送 2024/5/2(木) 12:50配信
三重県立尾鷲高校で、進路指導担当の男性教諭が生徒30人分の進路希望先を記載した一覧表を4月下旬に紛失していたことがわかりました。
尾鷲高校によりますと4月24日、60代の進路指導担当の男性教諭が、3年生の1クラス30人分の進路希望先を記載した一覧表を紛失したということです。
男性教諭は進路指導室で生徒と面談を行った後、ズボンのポケットに一覧表を入れましたが、その後、一覧表がポケットにないことに気付き、校舎内を探しましたが見つけることができませんでした。
一覧表には生徒の進路希望などのほか、具体的な就職希望の企業名も記載されていたということです。
このため、尾鷲高校では4月30日、一覧表の対象だったクラスの生徒と保護者に対しても謝罪を行ったいうことです。
尾鷲高校では個人情報を含む文書の管理について、全教職員を対象に校内研修を実施し、ルールを徹底するなど再発防止に取り組むとしています。