元同級生に逮捕状 貝塚・高1自殺 窃盗教唆の疑い

元同級生に逮捕状 貝塚・高1自殺 窃盗教唆の疑い
産経新聞 2012年12月7日(金)15時2分配信

 大阪府貝塚市で昨年10月、定時制高校1年の川岸朋之さん=当時(18)=が自殺した問題で、川岸さんに指示してひったくりをさせた疑いが強まったとして、大阪府警が窃盗教唆容疑で、川岸さんの元同級生で定時制高校2年の少年(19)の逮捕状を取ったことが7日、分かった。10日にも逮捕する方針。

 川岸さんの携帯電話には元同級生らのグループから日常的に金銭を要求されていたことを示唆するメモが残され、少年は川岸さんから「呪う」と名指しされていた。府警は少年がひったくり事件の主犯格とみている。少年はこれまでの任意の聴取に「記憶にない」と否認している。

 捜査関係者によると、少年は平成21年12月7日、電話で「悪いことしたら金集まるやろ」とグループの専門学校生の少年(18)を通じ、川岸さんと大工の少年(19)にひったくりを指示。同日午後1時45分、大阪府泉佐野市の路上で、川岸さんらに60代女性の紙袋を盗ませたとしている。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする