検査機器不正購入:秋田大医学部の教職員ら厳重注意 /秋田
毎日新聞 2012年12月14日(金)11時41分配信
秋田大医学部付属病院の元病院長の男性教授(61)による検査機器不正購入問題で、秋田大の吉村昇学長は13日、機器購入に関わった教職員10人を文書による厳重注意などの処分としたと発表した。吉村学長は役員報酬の1カ月分の10分の1を自主返納する。
秋田大によると、11月に諭旨免職処分となった同教授は、12月6日付で退職願を提出、承認された。
同大は1200万円以上の機器を購入する際には内部監査を実施するなどの再発防止策をまとめた。吉村学長は「不適正な事案が生じたことは極めて遺憾であり、改めて深くおわび申し上げたい」と述べた。【坂本太郎】
12月14日朝刊