源泉徴収漏れで1022万円納付 滋賀県立大
京都新聞 2012年12月27日(木)23時19分配信
滋賀県立大(彦根市)は27日、教員への所得税源泉徴収漏れを彦根税務署から指摘されていた問題で、徴収漏れ分計931万円と不納付加算税91万円を26日に納付した、と発表した。
同大学によると、2008年1月〜12年10月に入学試験の問題作成や監督などをした教員256人に謝金名目で支払った計5515万円が同税務署から源泉徴収の必要な給与と認定された。臨時雇用職員5人や講演報酬など3件の源泉徴収漏れ計17万円も指摘され、合わせて納付したという。
同大学は加算税と、別途納付する延滞税約38万円を負担する一方、源泉徴収漏れ分は当該の教員らから回収する方針。