バスケ部員が無断共同生活 校長、把握も報告せず 桜宮高2自殺

バスケ部員が無断共同生活 校長、把握も報告せず 桜宮高2自殺
産経新聞 2013年1月12日(土)22時31分配信

 桜宮高校の佐藤芳弘校長が12日記者会見し、バスケットボール部の複数の男子部員が学校側に届け出ないまま、学校近くの管理者のいない寮で共同生活をしていたことを明らかにした。校長は昨年秋にこの事実を把握。10月には寮に住んでいた部員が無免許運転で摘発されたが、校長は大阪市教委に報告していなかった。同校と市教委は、無届けの寮生活に同部顧問の関与があったかなどについて詳しく調べる。

 佐藤校長によると、昨年秋、同校の教諭から、数人の部員が寮で生活していると報告があった。校長は顧問に「未成年者だけの共同生活は不適切だ」と改善を求めたが、10月に男子部員がバイクの無免許運転で摘発され、寮で生活を続けていたことが判明。校長は再度指導し、顧問が生徒を退去させたという。

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