個人情報:家庭調査票を紛失 南区の小学教諭、児童30人分 /福岡

個人情報:家庭調査票を紛失 南区の小学教諭、児童30人分 /福岡
毎日新聞 2013年1月19日(土)12時59分配信

 福岡市教委は18日、南区の市立小2年のクラスを担任する50代の女性教諭が、児童30人分の個人情報を記載した家庭環境調査票を紛失したと発表した。同小校長らが児童宅を訪問して謝罪する予定。市教委は同日付で機密文書の保管を徹底するよう市立小中高などに通知した。
 市教委によると、紛失したのは児童や保護者の氏名、住所、電話番号、家族構成などを記載した30人分の調査票をとじたファイル1冊。普段は教諭が机の引き出しに鍵をかけて保管しているが、10日夕に児童宅に連絡しようとして紛失に気づいた。最後に調査票を確認したのは9日朝だったという。
 現在のところ個人情報流出による被害は確認されていない。市教委は事実関係を調査した上で教諭の処分を検討する。【木下武】
〔福岡都市圏版〕
1月19日朝刊

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