大学入試:センター試験 県立大で板書ミス 理科10分延長 /島根
毎日新聞 2013年1月21日(月)13時2分配信
県立大(浜田市)は20日、同大で同日あった大学入試センター試験の理科で、問題訂正の内容を間違って板書するミスがあったと発表した。1教室51人の受験者に対し、時間をおいて計10分間延長した。
同大事務局によると、午前中にあった「理科総合B」の問題文で「植物の個体数」という記述を「植物の全個体」と直すべき訂正について、試験監督が「植物の全体数」と誤って板書した。試験終了の14分前に誤りに気づいたが、試験はそのまま終了。受験生を試験室に待機させ、大学入試センターの指示を受けて昼休み時間中に延長時間を設けた。ただ、51人は理科6科目から2科目を選択したが、結果的に理科総合Bを受験した者はいなかった。
この教室については、午後の数学の開始時間を40分繰り下げた。【目野創】
1月21日朝刊