高崎の堀越学園、転学・転園急ピッチ…8割決定

高崎の堀越学園、転学・転園急ピッチ…8割決定
読売新聞 2013年2月26日(火)10時32分配信

 文部科学省が3月末までの解散命令方針を決めた群馬県高崎市の学校法人「堀越学園」(王豊理事長)では、転学などの準備が急ピッチで進んでいる。

 同学園関係者らによると、運営する創造学園大(倉敷校除く)など五つの学校や幼稚園に在籍し、転学・転園を希望する約210人のうち、約8割が進路を固めたという。同大高崎本校では、休学中を除く2、3年生15人と転学希望の4年生1人の計16人のうち15人が大学や専門学校への転学と就職が決まった。中国や韓国の留学生が多い同大東京校の82人は、6割が転学や就職、帰国などを決めたが、30人弱は進路が未定という。

 群馬県によると、高崎保育専門学校(2年制)の1年生5人と、高崎医療技術福祉専門学校(4年制)の1〜3年生27人は今後、面接や試験を控えている学生もいるが、「ほぼ全員の受け入れが決まっている」(県学事法制課)。堀越幼稚園と子供の国幼稚園は、卒園予定者を除く計92人のうち約9割の転園先が決まったという。

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