体罰:県教委が確認、公立高で2件 昨年4月から今年1月末、疑われる事案39件 /徳島

体罰:県教委が確認、公立高で2件 昨年4月から今年1月末、疑われる事案39件 /徳島
毎日新聞 2013年3月5日(火)17時18分配信

 県教委は4日、県内の公立高校で今年度、2件の体罰を確認し、国に報告したことを明らかにした。また公立の小中高と特別支援学校を対象に実施している体罰の実態調査で、昨年4月から今年1月末までに起きた、体罰が疑われる事案が39件報告されたといい、詳しく調べて体罰に当たるかどうか判断する。
 この日開かれた県議会文教厚生委員会で委員に報告した。
 県教委が確認した体罰は▽高校のクラブ活動中、部外者に不適切な発言をしたとして顧問の教員が複数の生徒のほほを平手でたたいた(昨年5月)▽高校の球技大会で態度の悪かった生徒を教員が平手でたたき、軽いけがをさせた(同12月)−−の2件。県教委は高校名などは明らかにしていない。
 また、実態調査については今年2月以降の状況についても引き続き調べる。【阿部弘賢】
3月5日朝刊

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする