高3女子自殺:調査「公正中立に」−−知事 /新潟
毎日新聞 2013年4月11日(木)15時30分配信
10年6月に県立阿賀野高校3年の女子生徒(当時17歳)が自殺した問題で、泉田裕彦知事は10日の定例会見で、第三者委員会での調査について「公正中立にやっていきたい」と語った。設置が決まった第三者委の調査をめぐっては、女子生徒の両親が自分たちからも意見を聴取することなどを要望していた。
泉田知事は、調査のあり方について「(両親と学校の)両者から話を聞いて、矛盾点を洗い出せるようにしたい。公正中立にやる、という点に尽きる」と強調した。また、両親が「学校側の調査報告書の開示が不十分」と訴えている点については「県教委の自主的判断でもっと開示できるのでは。検討を指示している」とした。【塚本恒】
4月11日朝刊