手を抜くな…女子部員に平手うち、口内をけが
読売新聞 2013年4月29日(月)18時10分配信
福岡県柳川市の私立杉森高校(後藤洋二校長)で、体操部顧問の男性教諭(38)が女子部員3人の顔を平手でたたき、うち1人に口の中を切るけがを負わせていたことが28日、県私学振興課などへの取材でわかった。
県や同校を運営する学校法人・杉森学園によると、教諭は約10年前から体操部を指導している。部には現在、女子部員が5人いる。
体罰があったのは昨年の夏休みから今年3月までの少なくとも4回で、いずれも体育館での練習中だった。3月には当時1年生だった部員1人に「手を抜くな」と言ってほおを平手打ちし、口の中をけがさせた。跳馬の踏み切りができない部員をたたいたこともあった。