飲酒運転根絶へ注意喚起 愛媛県教委が臨時会
産経新聞 2013年5月15日(水)7時55分配信
松山市立小学校の男性教諭(52)が酒気帯び運転で逮捕されたことを受け、愛媛県庁で14日、臨時の「市町教育長・教育事務所長会」が開かれた。
事故は12日午後2時半ごろ、同市道後多幸町の県道で発生。教諭は呼気1リットル中0・85ミリグラムの酒気を帯びた状態で車を運転し、対向の軽ワゴン車に接触したなどとして、道交法違反の疑いで愛媛県警に逮捕された。 県教委は、7日に飲酒運転に関する通知を発出した直後の事故だったことを重く受け止め、飲酒運転の根絶についての注意喚起が必要と判断、臨時会を開いた。
会には、市町の教育長や教育事務所長ら26人が参加。冒頭、仙波隆三教育長が「教員は児童の模範となるべき一番身近な存在。一日も早い信頼回復に取り組んでいく」とあいさつ。担当者から教職員の綱紀粛正の徹底についての話があった後、班に分かれて飲酒運転根絶のための対策について話し合った。