大阪・大手前高校、採点ミスで2人不合格に

大阪・大手前高校、採点ミスで2人不合格に
読売新聞 2013年6月7日(金)23時9分配信

 大阪府教委は7日、府立大手前高校(大阪市中央区)で今春行われた入試で採点ミスがあり、前期試験と後期試験で本来は合格していた受験生それぞれ1人を不合格にしていた、と発表した。

 府教委は2人と保護者に謝罪し、いずれも合格とする。2人は、進路を検討中という。

 府教委によると、2月の前期試験(文理学科)で、採点ミスの影響で誤って不合格になった受験生が1人出た。この受験生が3月の後期試験(普通科)に合格したため、別の1人が合格枠から押し出された。この受験生は私立高校に入学した。

 同校が複数の受験生から答案の写しの情報開示請求を受け、開示前に採点内容をチェックする中で誤りを見つけた。

 同校は、2人が学科の変更や入学を希望する場合、補習やメンタルサポートを行う支援チームを設けるという。

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