中3死亡で近く教諭再調査

中3死亡で近く教諭再調査
中国新聞 ’13/6/23

 廿日市市の市立中学3年の女子生徒(14)が5月に亡くなった問題で、同市教委は22日、調査委員会の2回目の会合を市役所で開いた。生徒間の人間関係などをより詳細に確認するため、同校の教諭への再度の聞き取り調査を近く実施することを決めた。

 委員長を務める奥典道教育長たち全7委員が非公開で協議した。新たな調査は、女子生徒との関わりがあった一部の教諭が対象。市教委と学校が5月に実施した全教諭と同学年の生徒たちへの聞き取り結果を踏まえ、質問項目を決める。アンケートなどによる生徒への再調査は「質問内容を精査する必要がある」との意見が出たため、検討課題とした。

 終了後に奥委員長は「事実関係の解明を着実に進めていく」と話した。聞き取り結果は、7月13日に開く次回の調査委会合で分析する。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする