(朝鮮日報日本語版) 6年前に教え子にセクハラ、44歳元担任を起訴
朝鮮日報日本語版 2013年8月20日(火)11時2分配信
大邱地検刑事第3部(コ・ミンソク部長)は19日、小学校の担任を務めていた6年前に女子児童にセクハラを行った罪(性的暴力)で、慶尚北道内の教育庁(教育委員会に相当)に所属する奨学士(教育目標・教育内容・学習指導法などについて、教育現場への指導・助言を行う専門職公務員)=44=を起訴したと発表した。被告は慶尚北道の小学校で4年生の担任を務めていた2007年7月から9月にかけ、教室や体育館、パソコン室、図書館などで4年生の女子児童(当時9歳)の胸などを5回にわたって触り、携帯電話のカメラなどで撮影した疑いが持たれている。
検察によると、女子児童はセクハラを受けてから2年後の09年、担任に被害を打ち明けたが、当時はきちんとした措置が取られなかったという。中学3年生、高校1年生のときにもスクール・カウンセラーに同様の相談を行い、学校側の独自調査を経て被害事実が警察に伝わった。
被告はセクハラ事件を起こした翌年の08年、別の学校に異動し、昨年9月に奨学士となり慶尚北道内の教育庁に配属された。容疑を全面的に否認しているが、ポリグラフ(うそ発見器)による検査で供述はうそだとの判定が出たという。