警察学校教官を停職=女性警察官にセクハラ―高知県警
時事通信 2013年9月12日(木)17時52分配信
高知県警は12日、県警察学校に入校中の女性警察官に学校内でセクハラ行為をしたとして、教官の男性警部補(44)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。警部補は同日付で依願退職した。また、報告が遅れたことなどの監督責任を問い、学校長ら3人を本部長訓戒にするなどした。
監察課は7月28日から、教官を指導業務から外して調査していた。刑事事件としての立件は見送るという。
同課などによると、警部補は4〜7月中旬ごろ、学校内で女性警察官の体を触るなどのセクハラ行為を繰り返した。警部補は事実を認め、「拒まれていると気付かなかった」と話しているという。警部補が同僚に女性への好意などについて話したことから、7月8日に発覚した。
浜田身延首席監察官の話 事案を厳しく重く受け止め、組織を挙げて再発防止に取り組む。