試験成績や卒業後進路、個人情報278人分紛失
読売新聞 2013年12月6日(金)21時26分配信
大阪府教委は6日、府立旭高校(大阪市旭区)で、生徒と卒業生計278人分の個人情報が記された書類などを紛失したと発表した。
現時点で悪用されたとの報告はないという。
盗難の疑いもあるとみて、同高は府警に被害届を提出した。
府教委によると、紛失したのは、1年生240人分の名前や出席状況、テストの成績などが記された教務手帳と、今春の卒業生38人分の在学中の住所や卒業後の進路などが書かれた生徒指導要録。
教務手帳は9月17日、女性教諭が無施錠の教科準備室に置いて退出し、5分後に戻るとなくなっていた。指導要録は金庫に入れていたが、金庫の鍵は無施錠の引き出しで保管されていた。11月27日に点検のために取り出そうとした教頭が紛失に気付いたという。