「ごみのアルミ缶」10年以上集めて514回指導…禁止命令違反の疑いで中国籍の男逮捕

熊本市から禁止命令を受けていたにもかかわらず、ごみステーションからアルミ缶を持ち去ったとして、中国国籍の男が現行犯逮捕されました。 熊本市の廃棄物処理条例違反の疑いで現行犯逮捕されたのは、熊本市西区田崎に住む中国籍の男(59)です。 警察などによりますと、男は2023年7月に市から禁止命令を受けていたにもかかわらず、1月16日午前8時半ごろ、熊本市中央区九品寺にあるマンションのごみステーションから、アルミ缶が入ったビニール袋2袋を持ち去った疑いが持たれています。 男は遅くとも2013年1月からアルミ缶の無断収集を続けているということで、12月までに口頭指導を514回、勧告も2回受けていました。 市が去年9月に「資源物を収集し続けている悪質な人物がいる」と警察に相談し、市と警察は1月16日、合同で取締りを行いました。 警察は男が軽トラックの荷台に袋を投げ入れるところを確認したということですが、男は「収集していない」「他の人からもらった」と容疑を否認しています。 軽トラックの荷台にはアルミ缶が入ったビニール袋が他にも大量に積まれていたということです。 警察は男がアルミ缶を買い取り業者に持ち込んでいたとみていて、熊本市は逮捕後に男を警察に告発しています。

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