兵庫県の百条委員会の委員長が斎藤知事のパワハラ疑惑について、「認定する方向で調整中」という一部報道を否定し、「これから協議」だと強調しました。 兵庫県の斎藤知事のパワハラ疑惑などが告発され、22日、一部報道機関が「斎藤知事の言動を百条委員会がパワハラと認定する方向で調整」と伝えました。 しかし奥谷委員長は23日、この報道を否定しました。 【奥谷謙一委員長】「あたかも(認定という)結論に向けてこれから議論進めていくという、誤った印象を県民に与えてしまう恐れ、議員の議論にも悪影響を与える恐れがある」 パワハラ認定するかどうかの協議をこれから始めると強調しました。 一方、兵庫県警は公式Xで、SNSの書き込みを巡る異例の注意喚起を投稿しました。 「確たる証拠がないのに、推測・憶測で人を傷つけるような書き込みをするのはやめましょう」 NHK党の立花孝志党首はYouTubeで、死亡した百条委員会の元委員について「逮捕されるのが怖くて命を絶った」などと発言し、兵庫県警のトップはこれを完全否定しています。 兵庫県警は、SNSの利用者に、推測・憶測の書き込みは、刑事・民事上の責任が生じる場合があるため、書き込みをやめるよう呼びかけました。