顧客の女性に睡眠薬を服用させたうえ、現金を奪って住宅に放火し、殺害しようとしたとして逮捕・起訴されていた「野村証券」の元社員の男が同じ顧客から現金およそ800万円を盗んだ罪で追起訴されました。 「野村証券」の元社員で無職の梶原優星被告は、去年7月、広島市西区で顧客の84歳の女性に睡眠薬を服用させて昏睡状態にした上で、現金およそ1800万円を奪い住宅に火をつけて、殺害しようとした罪で起訴されていました。 さらに広島地検は31日、梶原被告が事件直前となる去年7月20日から24日までの間に、1回または複数回にわたり同じ顧客の住宅で現金あわせておよそ800万円を盗んだとして追起訴しました。