セクハラ、アカハラで処分…東大、元教授ら3人

セクハラ、アカハラで処分…東大、元教授ら3人

 東大は24日、女性職員にセクハラ行為をしたとして、50代の男性教授(退職)を停職2カ月の懲戒処分相当としたほか、大学院生に対し威圧的な言動(アカデミックハラスメント)をしたとされる30代の男性准教授を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 東大によると、元教授は2005―06年にかけて、同じ研究室に所属する女性職員の体を繰り返し触ったり、性的な質問をするなどした。処分の審議当時は現職だったが、その後退職したため、処分通知にとどまった。上司の教授は監督責任を問われ、戒告処分となった。

 准教授は04―07年の間に、複数の大学院生に対して、研究発表に際して「失敗したら責任を取れ」などと威圧的な言動を繰り返した。

 また別の30代の男性元准教授が、女性職員らにセクハラ行為をしていたと認定したが、この元准教授は入試問題漏えいで4月に懲戒解雇されているため、具体的な処分内容は審議しないという。

ZAKZAK 2008/12/24

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