同女中・高教諭 20万円不正流用 芸術文化連盟活動費

同女中・高教諭 20万円不正流用 芸術文化連盟活動費
2月21日12時39分配信 京都新聞

 07京都市上京区の同志社女子中高のマンドリンクラブ顧問の男性教諭(42)が、府高校芸術文化連盟(左京区)の活動費20万円を不正流用したことが21日、分かった。教諭は不正流用を認めて退職願を提出、同校は教諭に自宅謹慎を命じた。
 同校によると、教諭は器楽・管弦楽専門部委員長を務めており、2004年度から06年度の間、計7回にわたり同校を会場に講習会を開催したと偽り、講師への謝礼名目で領収書を偽造、連盟から20万円を不正に受け取った。
 外部の指摘を受けた連盟と同校が領収書に書かれていた複数の指導者に確認し、不正が分かった。教諭は不正流用について「部活動のため楽器を購入した」と説明しているという。同校は弁護士ら3人で構成する調査委員会を設置、ほかの不正流用がないかさらに調べている。
 太田信幸教頭は「生徒や関係者らに大きな迷惑をかけた。深くおわびしたい」と謝罪した。

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