横浜税関は12日、関税法違反(輸入未遂)の疑いで、中国籍で横浜市保土ケ谷区、自称会社員の男(40)を横浜地検に告発した。 告発容疑は、氏名不詳者と共謀し、1月27日、航空小口貨物を利用してタイから麻薬のデルタ9テトラヒドロカンナビノールを含有する液状物約4・13キログラムを輸入しようとした、としている。 同税関は認否を明らかにしていない。 同税関によると、麻薬はシャンプーボトル6本とアルガンオイルのボトル2本に隠されていた。東京税関の検査で発見された。 男は、麻薬取締法違反容疑で関東信越厚生局麻薬取締部に逮捕されていた。