アメリカのトランプ政権は18日、ケネディ元大統領の暗殺事件に関する機密文書を新たに公開しました。文書はおよそ8万ページに上り、アメリカメディアは、ファイルを開くだけで2日を要するとしています。 ケネディ元大統領の暗殺事件に関する未公開文書を巡っては、トランプ大統領が今年1月、機密を解除し、公開を命じる大統領令に署名していました。 トランプ政権は18日、およそ8万ページに上る機密文書を新たに公開しました。 アメリカメディアは、ファイルを開くだけで2日を要し、精査には時間がかかりそうだとしています。 また、現時点で目新しい情報は見つかっておらず、トランプ氏が「黒塗り部分はない」と述べていたものの、一部の情報が黒塗りにされているとも報じています。 この事件をめぐっては、暗殺直後に逮捕され死亡したオズワルド容疑者の単独犯と結論付けられていますが、アメリカ国内では陰謀論も根強く残っていて、新たな機密文書の公開に注目が集まっていました。