「入札金額を教えた」 官製談合事件で佐々町長が容疑認める 給与など一部差し止め条例案も可決

官製談合事件で逮捕された佐々町長の古庄容疑者が入札に関する金額を教えたことを認めていることが新たに分かりました。 また町では臨時議会を開き、町長などが逮捕された場合に、給与などの一時差し止めを認める条例案を可決しました。 佐々町議会の臨時議会は、午前10時に開会し、町側が提出した町長などの「給与に関する条例」の一部改正案を審議しました。 佐々町では、官製談合防止法違反などの疑いで古庄剛町長が逮捕されていて、改正案では町長などが刑事事件で勾留された場合、その期間の給与や期末手当の支給を一時、差し止めることなどが可能になります。 議会は改正案を可決し、今月21日の支給分から適用されることになりました。 佐々町長職務代理者 中村義治 副町長 「住民サービスの低下にならないよう、職員一丸となって取り組む。その中で信頼回復に努めていきたい」 また、古庄容疑者の弁護士は19日、書面で容疑者が「入札の最低制限価格に近い金額を、知人の山口容疑者に伝えたことは間違いない」と容疑を認めていることを明らかにしました。 一方で、「金銭の授受は一切ない」ともコメントしています。

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