大阪府八尾市でコンクリート詰めにされた子どもの遺体が見つかった事件で、遺体は逮捕された男の「姉の娘」であることが分かりました。 2月末、八尾市の集合住宅で、コンクリート詰めされた子どもの遺体が見つかり、警察は、死体遺棄の疑いで飯森憲幸容疑者（41）と交際相手の柴田朱里容疑者（36）を逮捕しました。 DNA鑑定などの結果、遺体は飯森容疑者の姉の娘の岩本玲奈ちゃん（当時6～7歳）だと判明しました。 2007年ごろに死亡したと見られます。 警察によると玲奈ちゃんの八尾市の住民票は居住実態がないことから、2004年に削除。 2005年に八尾市内の病院を受診したのを最後に生存確認ができておらず、保育園などへ通っていた記録もないということです。 事件を受けて大阪府の吉村知事は… 【大阪府 吉村洋文知事】「居所不明児であったり、不審の事案がないかどうか、市町村に確認するように通知する予定です」 飯森容疑者は「姉の子どもを遺棄した」と話しているということで、警察は玲奈ちゃんが死亡した経緯などを詳しく調べています。 （関西テレビ「newsランナー」2025年3月19日放送）