琵琶湖バラバラ殺人事件 事件から17年 男を起訴

17年前の2008年に近江八幡市などのびわ湖岸で、相次いで、男性の遺体の一部が見つかったいわゆる「琵琶湖バラバラ殺人事件」。大津地検は、先月、逮捕された男を、19日、殺人の罪で起訴しました。 殺人の罪で起訴されたのは当時・栗東市に住んでいた杠共芳被告・74歳です。この事件は、17年前の2008年5月から6月にかけて近江八幡市などのびわ湖岸で、人の足や頭などが相次いで見つかったもので、10年後の2018年にようやく遺体は、県内に住んでいた当時39歳の川本秀行さんと判明しました。 しかし、捜査は難航し、犯人は見つからないまま、さらに7年。先月、川本さんの知人だった杠被告が逮捕されました。 起訴状によりますと杠被告は、2008年5月中旬ごろ滋賀県内またはその周辺で、殺意をもって川本さんの首を圧迫し、窒息により死亡させ、殺害したとされています。事件発生から17年。大津地検は、「長年にわたる捜査の結果、起訴に至った」としていますが、杠被告の認否については、「捜査や証拠の具体的な内容に関わる」として、明らかにしていません。 なお杠被告は、2018年に当時69歳の男性が殺害された草津市のバラバラ事件で、殺人などの罪で懲役25年が確定し、岡山刑務所に服役中でした。

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