息子や弁護士になりすまし70代女性に現金を宅配便で送るよう指示も 送付先の東京都のアパートで現金を受取りに来た27歳の男を現行犯逮捕 《新潟》

特殊詐欺未遂の疑いで19日、住居不定・自称、飲食店従業員の男(27)が逮捕されました。 警察によりますと男は、ほかの者らと共謀し、3月上旬ごろから3月18日までの間、複数回にわたって共謀者が加茂市に住む70代女性に、息子や弁護士を名乗り電話をかけたといいます。その際、「税金の延滞料と無申告課税金が必要になった。現金を用意して送ってください」などとうそを言い、19日に東京都多摩市内のアパートを送り先に指定し、現金を宅配便で送らせようとしました。 その後、70代の女性のもとに、実の息子から電話がかかってきたことから、詐欺であることに気づき、現金を宅配便で送る前に親族は警察に届け出ました。 そして警察が、現金の送り先として指定された東京都多摩市内のアパートで待ち構えていると、現金の受け取り役の男が現れたことから、男を特殊詐欺未遂の疑いで現行犯逮捕しました。 男は特殊詐欺のいわゆる“受け子”とみられ警察は捜査に支障があるとして、男の認否を明らかにしていません。

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