「つらい思いさせた」 大津中2自殺、聴取あけ始業式
京都新聞 2012年9月3日(月)14時59分配信
大津市の全55小中学校のうち50校で3日、始業式が行われた。昨年10月に自殺した中学2年の男子生徒=当時(13)=が通っていた中学校では、夏休み中に滋賀県警からいじめをめぐっての聴取を受けた生徒らが登校し、2学期をスタートさせた。
生徒が通っていた学校では、午前9時から体育館で式が始まった。出席した生徒約850人を前に、校長(59)は警察の捜査について「大変つらい思いをさせ、申し訳なく思う」と述べ、「教職員がどうすべきだったのか、しっかり反省することから始め、このようなことが二度と起きないようにする。何もできずに自分を責めている人がいるかもしれない。これから何をすべきかを真剣に考え、実行することが最も大切なことだと思う」と話したという。
市教委によると、同校は心に傷を負った生徒のケアのため、夏休み中に全生徒宅への家庭訪問を実施した。2学期は担任教諭らが7日までに全生徒と面談し、生徒の悩みや相談を受けるほか、スクールカウンセラー2人が夏休み中に引き続き常駐する。警備員を増員するなど警備態勢も強化する。
県警は7月から9月2日までにいじめたとされる生徒を含め、約300人から聴取している。