館山の中2自殺:アンケート廃棄で県教委、不備を指摘「大切に扱うべきだった」 /千葉

館山の中2自殺:アンケート廃棄で県教委、不備を指摘「大切に扱うべきだった」 /千葉
毎日新聞 2012年10月12日(金)11時50分配信

 館山市で08年、中学2年の男子生徒の自殺後、通学していた中学校が、全校生徒を対象に実施したいじめ調査のアンケートの原本を廃棄していた問題で、県教委は11日、職員4人を派遣し、廃棄の経緯などを調査した。担当の県教委指導課は「生徒の死に関係する重要なアンケートであり、当時の校内の様子を示す貴重な資料。もっと大切に扱うべきだったと思う」と対応の不備を指摘している。
. 同課によると、同校は男子生徒の自殺から約2年半後の11年3月、後任の校長の指示でアンケートを廃棄。市の文書管理規則で定めた5年間の保管義務は守られていなかった。県教委に対し、同校は「遺族に対する説明も終わっており、当時在学していた生徒もすべて卒業し、事件の区切りがついたと判断した」と廃棄理由を説明したという。
 自殺した生徒の父親はいじめが原因だとして再調査を求めており、アンケートの開示を求めていた。県教委は今後、男子生徒の父親への対応策などを協議し、同校側に指導・助言するとしている。【斎川瞳】
10月12日朝刊

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