懲戒免職:女子生徒にわいせつ、教頭を−−県教委 /石川
毎日新聞 2012年11月22日(木)17時16分配信
数年以上前に勤務していた中学校の女子生徒の体を触るわいせつな行為をしたとして、県教委は21日、白山市立松任中学校の三谷久弥教頭(53)を、地方公務員法に基づき同日付で懲戒免職にしたと発表した。
県教委によると、三谷教頭は、同中に赴任する08年以前に勤務していた中学校で、当時同校生徒だった女性を自家用車で連れ出し、車内で体を触ったという。女性が今年9月下旬、「過去に先生から不快な思いをさせられた」と、県教委に電話で相談。県教委が調査すると、三谷教頭はわいせつな行為をしたと認めた。三谷教頭は県教委に「(女性に)大変申し訳ない。心から謝罪したい」と話しているという。
また、県教委は同日、今年分の有給休暇をすべて消化していたのに、有給休暇が残っていると勘違いして欠勤したとして、県立高校の50代教諭を戒告処分にしたと発表した。教諭は今年8月下旬、有給休暇が残っていると勘違いして、3日間と5時間40分の欠勤をしたという。【横田美晴】
11月22日朝刊