授業中に自身の全裸画像をスクリーンに 外国語指導助手の男性
産経新聞 2014年1月22日(水)20時15分配信
兵庫県西宮市教委は22日、フィリピン人で20代の外国語指導助手の男性が同市立中学校で英語の授業中、教室で自身の全裸画像をスクリーンに映し出すトラブルがあったと発表した。指導助手を派遣していた大阪市中央区のNPO法人は同日付で助手との雇用契約を解除した。
市教委によると、指導助手は22日午前、2年生のクラスで英語の授業中、私物のパソコンを使い、プロジェクターのスクリーンに教材用の画像を表示しようとした際、操作を誤り、パソコン内に保存していた自身の首から下の全裸画像を約10秒間、映し出したという。
授業を受けていた生徒35人がざわついたため、トラブルに気付いた指導助手は英語教諭とともにその場で生徒に謝罪し、授業を続けた。
指導助手は昨年9月から同校に派遣されており、授業態度はまじめで、教材づくりにも熱心に取り組んでいた。NPOには「申し訳ないことをした」と涙をみせているという。
市教委は「あってはならないこと。保護者に心配をかけ、残念に思う。信頼回復に努めたい」としている。