いじめ加害生徒の更生導いて 被害者の会が和歌山県教委などに申し入れ

いじめ加害生徒の更生導いて 被害者の会が和歌山県教委などに申し入れ
産経新聞 2014年6月8日 7時55分配信

 いじめ根絶に向けて取り組むNPO法人「全国いじめ被害者の会」(大沢秀明代表)が県教委を訪れ、いじめが深刻化する前の未然防止などを求める申し入れ書を仁坂吉伸知事らあてに提出した。

 同会は、全国の県教委などに申し入れ書を提出。大沢代表は「教師が見て見ぬふりをし、いじめを重大なものにしている。深刻化する前に加害行為を止めて加害生徒を更生の道に導くことが教師の役割」などと訴えた。

 県教委による調査では、平成24年度に県内で認知されたいじめの件数が、すべての公立小中高校と特別支援学校で2356件にのぼった。いじめへの意識が高まったことなどにより、前年度の20倍以上に増加した。

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