岡山の教員採用試験で問題用紙配布ミス

岡山の教員採用試験で問題用紙配布ミス
産経新聞 2014年7月8日 7時55分配信

 県教育庁と岡山市教育委員会は7日、鳥取県米子市で5日に行った平成27年度県・岡山市公立学校教員採用試験で、問題用紙の配布ミスがあったと発表した。

 県教育庁によると、試験は小学校・一般▽小学校・理科▽小学校・数学−の3種類のコースに分けて採用試験を実施。試験問題は10問が共通で、各コースで残る複数の問題が異なっている。受験者59人のうち理科で2人、数学で5人が受験したが、一般用の問題用紙しか配布しなかった。

 試験後に配布ミスに気付き、約1時間15分後、理科と数学の受験者全員に連絡をとって会場に呼び戻し、正しい問題用紙で約15分、コース別に異なった問題分の試験を行ったという。

 同庁などは「試験監督官の思い込みがミスにつながった。チェック体制を強化し、監督者に今後はミスがないよう注意喚起していきたい」とした。

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