名大60歳代教授、6か月出勤停止…美容外科不正開設に関与
読売新聞(ヨミドクター) 2015年12月22日(火)12時12分配信
中京病院(名古屋市南区)の形成外科部長(当時)らが長野県松本市の美容外科を不正に開設した事件を受け、名古屋大学は21日、事件に関与した大学院の60歳代男性教授を出勤停止6か月間の懲戒処分としたと発表した。
発表によると、教授は美容外科の開設届に名義だけを貸す医師として知人の医師を紹介、同部長から合計54万円の報酬を得ていた。医療法違反に問われ、8月に岡崎簡裁で罰金30万円の略式命令を受け、即日納付した。名古屋大職員課は「社会的信用を損なうもので極めて遺憾。再発防止に取り組む」としている。