500万円横領に飲酒運転…2人を懲戒免職 宮城県教育委員会「信頼回復努める」
仙台放送 2018/5/16(水) 19:54配信
宮城県教育委員会は16日、約500万円の横領が発覚した高校の副参事と、飲酒運転で事故を起こした中学校の教職員をそれぞれ懲戒免職処分としました。
「懲戒免職」の処分を受けたのは多賀城高校の出雲輝章 副参事(55)と、県東部教育事務所の二瓶博由 次長(54)です。
宮城県教育委員会によりますと、出雲副参事は石巻工業高校の事務室長だった2013年から4年間で、学校の預金口座から約500万円を無断で引き出し、自身の携帯電話の料金や菓子の購入に充てていました。
一方、二瓶次長は大和町立宮床中学校で教頭を務めていた今年3月、教職員の送別会で酒を飲んだ後に車を運転し、駐車場の柵に衝突する事故を起こしました。
県の高橋仁教育長は「いずれも他の教職員の模範となる管理職の立場にある者で、極めて遺憾。組織をあげて信頼回復に務めたい」とコメントしています。