学校長が辞任の意向 大阪の専門学校留学生ら大量退学問題
MBSニュース 2018/9/29(土) 18:02配信
大阪の専門学校で大勢の留学生のビザが更新されず退学になった問題で、学校長が辞任の意向を示していることが分かりました。
大阪市の「日中文化芸術専門学校」は今年4月、定員を大幅に超える留学生を入学させながら超過分のビザを申請せず期限切れにさせ、ベトナム人留学生ら111人が退学となりました。これを受け、張永勝学校長が辞任の意向を示していることが分かりました。張学校長はMBSの取材に対し、「新しい校舎の建設予定が遅れたことで大阪府に定員の増員が認められなかった。一連の責任を取りたい」としています。
この問題をめぐっては、退学になったベトナム人留学生7人が「日本で学ぶ機会を奪われた」などとして約3300万円の損害賠償を求めて提訴しています。