山形大工学部アカハラ自殺訴訟が和解

山形大工学部アカハラ自殺訴訟が和解
産経新聞 2018/11/13(火) 20:43配信

 山形大工学部の男子学生が助教によるアカデミック・ハラスメントが原因で自殺したとして、学生の両親が大学と助教に計約1億2千万円の損害賠償を求めていた訴訟は13日、山形地裁で和解が成立した。原告側代理人の弁護士が明らかにした。和解の内容は「非公開」としている。

 訴状によると、学生は平成27年11月、山形県米沢市内で自殺した。男性助教から人格を否定されるような言動を浴びせられ、助教を恨んでいるという趣旨のメモを残していた。

 学生の自殺後、大学は学外の有識者による調査委員会を設置、助教がアカハラに該当する言動をしており、学生の自死と因果関係があるとの報告書をまとめた。原告側はこの報告書を証拠として提出。大学は28年10月、アカハラを理由に助教を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表していた。

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