児童クラブ運営費を不正使用か 静岡・清水区、市が支援員ら調査

児童クラブ運営費を不正使用か 静岡・清水区、市が支援員ら調査
@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 2019/12/31(火) 7:32配信

 放課後に共働きやひとり親家庭などの児童を預かる静岡市清水区の岡児童クラブで、運営費の不正使用があった可能性が指摘され、市子ども未来課が調査を進めていることが30日までに、複数の関係者への取材で分かった。人件費を含む運営費には、市が運営団体に給付している委託費などが充てられている。

 市に10月ごろ匿名で「一部の支援員が出勤簿に勤務実態がない支援員の名前を書き入れ、支出した人件費を着服している疑いがある」と通報があった。

 内部調査に対して会計処理担当の支援員は「アルバイトの人の名を借りて支払った」と答えているが、説明の付かない部分がある。不正が疑われる期間や金額、使途などの全体像は判明していない。さらに、実働を超える勤務記録などの問題点を指摘する関係者の声もある。

 同児童クラブでは3月、継続して働く意思を示していた女性支援員(56)との契約更新を巡り、国の通告規則を満たさない形で一方的に雇い止めをする雇用管理の問題点も浮上している。

 岡児童クラブは、市立清水岡小の児童約100人が通い、19年度に登録された支援員は12人。会計や雇用の管理は長年、同クラブに勤める2人の支援員が担っていた。

 市子ども未来課は支援員の出勤簿や源泉徴収票を調査し、事実関係を確認している。同課の担当者は「不正が判明したら厳正に対処する」としている。

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