高3男子自殺、いじめ認定 第三者委が報告書 新潟
時事通信 2020/1/30(木) 19:11配信
新潟県立高校3年の男子生徒が2018年に自殺した問題で、県教育委員会の第三者委員会は30日、いじめ行為を認め、自殺の背景となったとする報告書を県教委に報告した。
報告書によると、男子生徒は2年生の時に身体的特徴をからかったあだ名で呼ばれ、つかみかかられる暴行を受けた。3年生になると、匿名で使っていたツイッターのアカウントを特定され、知られたくない投稿を複数の生徒に知られるようになった。こうしたいじめなどのストレスが重なり、「自殺を選択した」と結論付けた。
報告書はいじめ行為について、加害者を含む生徒や教職員に「『いじめ』と認識されることがほとんどなかった」とも指摘した。第三者委第1部会の伊藤真理子会長は、「『いじめに当たらないのか』という視点が徹底されていなかった」と述べ、学校や県教委に改善を求めた。
男子生徒の遺族は「いじめに対し人ごとではなく、思いやりを持って対応してほしい」などとするコメントを出した。