尼崎・中2女子自殺 市教委が当時の担当職員を懲戒処分

尼崎・中2女子自殺 市教委が当時の担当職員を懲戒処分
神戸新聞NEXT 2020/4/30(木) 21:50配信

 2017年に兵庫県尼崎市立中学2年の女子生徒=当時(13)=が自殺した問題で、いじめの調査など対応が不適切だったとして、同市教育委員会は30日、60代の男性部長を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分とした。さらに退職者を含む当時の担当職員らの処分なども発表した。

 女子生徒はクラスのグループから中傷を受けた上、事実を誤解した30代の男性教諭から激しいしっ責を受けた。その後の17年12月、「学校がしんどい」などのメモを残し自殺した。市教委が設置した第三者委員会は昨年3月、いじめや教諭らの対応などを自殺の原因とする調査結果をまとめた。

 男性部長の処分理由は、事案を調査する担当課を指揮する立場だったにもかかわらず、十分指導せずに混乱を招いたため、とした。また50代の男性教育次長を訓戒、当時同校の教頭だった50代の男性課長を文書厳重注意とした。

 さらに既に退職している前教育次長と元課長を「減給相当」とした。前教育次長は月給10%の2カ月分、前教育長も同3カ月分を自主返納する意向という。

 この問題を巡っては、兵庫県教委が当時の校長や30代男性教諭ら教職員4人を懲戒処分にしている。(大田将之)

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