いじめへの対応遅れ 校長を戒告処分 大阪府教委
産経新聞 2020/9/18(金) 20:56配信
府教委は18日、いじめ問題への対応が遅れたとして、和泉市立小の男性校長(60)を戒告の懲戒処分とした。いじめ防止の指導のための教員研修を怠るなど、対応の遅れがいじめの長期化を招いたとしている。
府教委によると、平成30年5月、当時1年生だった男児の保護者が担任に同級生からいじめられていると繰り返し相談したが、担任は同年10月末まで校長に情報を共有していなかった。児童は同年11月から42日間学校を欠席。今も学校を休みがちという。その後の学校の調べで、男児は13人の同級生から、たたかれたり、からかわれるなどのいじめを受けていたことが分かっているという。
校長は同年6月に行ったいじめ早期発見のためのアンケートで、低学年への実施を省いていた。当時の担任や教頭ら3人も訓戒などの処分とした。
このほか、府教委は自分の子供を看護するという虚偽の申告で休暇を取得するなどしたとして府立高の実習助手の女性(44)を停職4カ月の懲戒処分、平成27年から令和2年にかけて約30万円分の通勤手当を不正受給した府立支援学校の女性教諭(43)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分とした。